長生きのコツ

hibotan

 

高校の同窓生に久しぶりに近況を知らせあったら、なんと心臓が悪くてニトロを

手放せず、頚動脈の動脈硬化もすすんでおり、近い内にカテーテル手術が必要とのこと。

しかも、肝臓も不摂生がたたりボロボロの状態だとか。

青春を謳歌しあった若き日の友との、なんとも悲しき再会であろうか。

この春、新聞記者を退職したらしいが、その激務に身体を蝕んだのだろう。

彼も可愛い孫二人に、翻弄されつつもまんざらでもない日々を過ごしているらしいが、

せめて恩師達より長生きしたいもの。大変結構なことではあるのだが、

私の小・中・高校の恩師の皆さんは、今だ元気溌剌としておられ、

長生きのコツも教えてもらっておくべきだった。(^ – ^)。

冗談はさておき、物理学者・戸塚洋二氏のブログに、彼が「闘病中に努力して

到達したいと思っている人生の終末を至言で表してくれています」として、

正岡子規の『病牀六尺』 からの一節を紹介しています。我々にも胸にしみる言葉だ。
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悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、

悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きている事であつた。
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