Archive for 1月 2010


最近読んだ本ー3

2010年 1月 27日 — 3:44pm

左:青春出版社 右:朝日新聞社 刊

左:青春出版社 右:朝日新聞社 刊

ありがたいことに最近仕事が忙しくて、すっかり肺ガンであることを忘れさせてくれている。
油断は禁物であるのだが、川越から目黒まで毎日通勤しているが、家人が風邪を引いても移る気配もないほど。
久し振りに年末年始に読んだ本を紹介します。鎌田稔「がんに負けない、あきらめないコツ」
同じガン仲間からお借りしている本だが、進行ガン患者の不安や悩みを往復書簡で和らげようとする鎌田先生の真摯な振る舞いは頭が下がる。
日常の些細な食事にもガンに効果的な品目に★3つまでの評価をつけていたり、自分のいたらないことはその道の専門家にアドヴァイスを受け、より説得力が増す。
病気に負けない体の作りの秘訣や、ガンになっても、あわてない。なった時の免疫療法、毎日の食事、
信用できる抗がんサプリメントなど、結構役に立つ心強い1冊である。

 

ありがたいことに最近仕事が忙しくて、すっかり肺ガンであることを忘れている。油断は禁物なのだが、川越から目黒まで毎日通勤し、家人が風邪を引いても移る気配もなく、信じられないほどである。同じガン仲間からお借りしている、安保徹「老けない人の免疫力」鎌田實「がんに負けない、あきらめないコツ」を紹介します

 

安保先生は免疫学者で、副交感神経を刺激してリンパ球を増やし、ガン細胞と闘わせれば再発を遅らせる事が出来る。副交感神経を刺激するには、がんばらない。ゆったり暮らして良く笑うとリンパ球が増え、適応を超えない無理のない生活をすれば老けずに若々しくいられるとの説。リンパ球や体温を上げるために、爪揉みや具体的な風呂の入り方まで教えてくれる。

 

鎌田先生は長野県・諏訪中央病院で地域医療をされており、この本は進行ガン患者の不安や悩みを和らげようとする往復書簡と、日常の些細な食事にもガンに効果的な品目に★3つまでの評価をつけていたり、自分のいたらないことはその道の専門家にアドヴァイスを受け、より説得力が増す。病気に負けない体の作りの秘訣や、ガンになってもあわてない、なった時の免疫療法、毎日の食事、信用できる抗がんサプリメントなど、結構役に立つ心強い1冊である。

 

 

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季刊「銀花」最終号、その2

2010年 1月 25日 — 3:59pm

左「人間の詩 母と子—何が見えた」  右「人間の詩 母と子—何が見える?」

左「人間の詩 母と子—何が見えた」  右「人間の詩 母と子—何が見える?」式場庶謳子

 

先週の22日に「銀花」最終号の巻頭カラー20ページを仕上げ、無事データを渡せた。

この特集は「ディスカバー・日本人」を目指して、今年から進める予定だったのだが、

休刊が急に決まったので、大変残念ながら今回限りとなる。

「銀花」では毎号素晴らしい人達を紹介してきたが、もう紹介出来ないのかと思うと

寂しい限りだ。

 

タイトルは、【生命(いのち)輝く 式場庶謳子、木版画の世界】

この力強い絵を描かれているのは、82歳の式場庶謳子(しきばしょおうこ)さん。

『時代も、地域も、時には性差をも超えて、生命が胎動する歓びを、

魂の鎮静を、生き生きと深く、描き続けている。

新潟県五泉市に、人間の詩を謳い続ける、版画家をたずねた。』

(本文リードから一部抜粋)

 

そのあふれんばかりの〝生命の輝き〟は、2月25日(木)発売の季刊「銀花」161号

最終号にて是非ご覧下さい。

 

 

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季刊「銀花」が休刊。ショックである。

2010年 1月 22日 — 11:39am

 

季刊「銀花」160号 冬

季刊「銀花」160号 冬 特別付録;2010年カレンダー(次号161号が最終=2月25日発売)

文化出版局の顔のようだった雑誌季刊「銀花」が、とうとう休刊決定の報せを14日に聞いた。
すぐにブログにアップしたかったのだが、その最終号の巻頭デザインをやっていてアップ出来ず、
メドが立ったのでようやくアップした次第。
実に残念無念で言葉をなくし、生きがいをなくした感あり。
生きている間は知りたくなかった事件でした。
ある編集士は、「あらゆる雑誌のジャンルを超えて、「銀花」の休刊は雑誌の時代の終わりを告げることのように思えてなりません。
それが時代の趨勢と言ってしまうのは簡単ですが、昨今の政治状況、経済状況などを考えるにつけても
我々が関わってきた時代とは明らかに異質な時代が
着々と形成されている様に感じられます。」
とのコメントを戴きました。
さて、何を生きがいにこの先、生きれば良いものやら…。
今号が最終刊になってしまうのですが、悔いを残さないように精一杯頑張る以外にありません。
それに悲観論だけでなく、「銀花」のような美的個性派の雑誌が半世紀近く活躍出来た持続力には、多いに褒め称えられるべきものがあります。歴代の編集部諸氏に敬意と感謝を捧げます。
日本の大切な歴史的美的大衆文化が、また一つ消えようとしている。

 

文化出版局の顔のようだった雑誌季刊「銀花」が、とうとう休刊決定の報せを14日に聞いた。すぐにブログにアップしたかったのだが、その最終号の巻頭デザインをやっていてアップ出来ず、ようやくメドが立ったのでアップした次第。8月6日のブログでも書いたが、私の青春と共に歩んで来た雑誌がなくなることは、実に残念無念で、言葉をなくし、生きがいをなくした感があります。生きている間は知りたくなかった事件でした。

 

ある編集士は、『あらゆる雑誌のジャンルを超えて、「銀花」の休刊は雑誌の時代の終わりを告げることのように思えてなりません。それが時代の趨勢と言ってしまうのは簡単ですが、昨今の政治状況、経済状況などを考えるにつけても、我々が関わってきた時代とは明らかに異質な時代が着々と形成されている様に感じられます。』とのコメントを戴きました。

 

的を得た言葉ですが、さて、何を生きがいにこの先、生きれば良いものやら…。

次号(161号)が最終刊になってしまうのですが、悔いを残さないように精一杯頑張る以外にありません。それに悲観論だけでなく、「銀花」のような美的個性派の雑誌が半世紀近く活躍出来た持続力には、多いに称えられるべきものがあります。歴代の編集部諸士に絶大な敬意と感謝を捧げたいと思います。

忘れてはならない、日本の大切な歴史的美的大衆文化が、また一つ消えようとしている。ブーイングの嵐で奇跡の復活が起こらないかと、まだ諦めきらず夢みている次第。

 

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ミモザが早や満開

2010年 1月 20日 — 2:05pm

 

 

mimoza

 

会社の近所のフランス料理店のミモザが早くも満開です。

毎朝この料理店の前を通るので、4年前からミモザは真冬に咲くことを知り、

咲き始めを撮ろうとしていたのだが、ここ何日かバタバタしていて油断していたら

もうこの有様。まだ1月だと言うのに、温暖化の精だとしても早すぎですよね!

でもおかげで、澄みきった冬の空にそよぐ可憐な黄色の満開のミモザを見ていると、

春の兆しが感じられてなんだか嬉しくなる。

 

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