季刊「銀花」最終号、その2


左「人間の詩 母と子—何が見えた」  右「人間の詩 母と子—何が見える?」

左「人間の詩 母と子—何が見えた」  右「人間の詩 母と子—何が見える?」式場庶謳子

 

先週の22日に「銀花」最終号の巻頭カラー20ページを仕上げ、無事データを渡せた。

この特集は「ディスカバー・日本人」を目指して、今年から進める予定だったのだが、

休刊が急に決まったので、大変残念ながら今回限りとなる。

「銀花」では毎号素晴らしい人達を紹介してきたが、もう紹介出来ないのかと思うと

寂しい限りだ。

 

タイトルは、【生命(いのち)輝く 式場庶謳子、木版画の世界】

この力強い絵を描かれているのは、82歳の式場庶謳子(しきばしょおうこ)さん。

『時代も、地域も、時には性差をも超えて、生命が胎動する歓びを、

魂の鎮静を、生き生きと深く、描き続けている。

新潟県五泉市に、人間の詩を謳い続ける、版画家をたずねた。』

(本文リードから一部抜粋)

 

そのあふれんばかりの〝生命の輝き〟は、2月25日(木)発売の季刊「銀花」161号

最終号にて是非ご覧下さい。

 

 

Category: 仕事のこと   |  2 comments »

コメント2 件

  1. りら

    初めまして。

    私も銀花の休刊を知って、大いに驚いた一人です。
    ネット上のブログなどを見ますと、日本の文化に対する熱は上がっているものと感じていましたのに・・・

    前回の記事で引用されていた編集者の方の言葉と同じような感想を持ちました。
    ただ単に一冊の雑誌が休刊するというだけでない、何か大きな時代の変化の時期なのでしょうか。
    多くの雑誌の中でも、宝物のような一冊でしたのに、本当に残念でなりません。

    最後のお仕事、お疲れ様でした。
    手にとって拝見するのを楽しみにしております。

  2. 中谷匡児

    りらさん、コメントありがとう!
    只今、市川染五郎の歌舞伎の単行本の最終入稿に追われて、
    ご返事遅くなってしまいました。
    りらさんやyusaさんのような思いの方々が、
    あちこちのブログで銀花休刊を惜しむ声が
    立ち上がり、文化出版局のTOPに伝わって、
    やはり続けようと思いとどまる奇跡を秘かに願っているのですが、
    往生際が悪いでしょうか?


お気軽にコメントをどうぞ!



     

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