単行本「歌舞伎のチカラ」が完成
3月2日のブログ「引っ越しと校了が重なって」で紹介した単行本『歌舞伎のチカラ』が、ようやく出版され書店に並んだ。この単行本は歌舞伎の入門書として、集英社ケータイマガジン『hipopo(ヒポポ)』で連載されていたものを単行本化したものだが、市川染五郎が歌舞伎を堪能するためのイロハを、楽しく教えてくれる本で、実演者である語りはさすがに説得力があり、読み始めると止まらない。普段見られない楽屋裏などのカラーグラビアページが16ページ挿入され、付録・新作妄想玉手箱では、「妄想が趣味」という市川染五郎がアッと驚く新作シナリオを掲載。何でもアリの不思議ワールドを実感させてくれます。今が旬の魅力を満載した四六判240ページ。治療後の本格的復帰記念作で、制作に携われたことが実に嬉しく大感謝です。