Archive for 4月 2010


花見とX線

2010年 4月 8日 — 2:53pm

4月3日お花見


● 先週土曜日、息子夫婦からツイッター仲間と川越喜多院で花見会をするので孫のお守りを頼まれた。散歩を兼ねて近くの幼稚園にお花見に。園内の桜以外に竹やぶや小さな小川や池もあり、池にはオタマジャクがうじゃうじゃいて蛙に変えるまで楽しみだ。
●それにしても一昨年、最初は肺ガンのステージ4b(2年生存率50%)と診断されたものだから、去年の今頃は、生涯の「見納め花見」と覚悟したものだが、全く嬉しい誤算で今年も元気に満喫できた。どうやら医者は、疑わしきは全て悪い方に判定するようである。
● 肺ガンは本当に困った病気で、あっと言う間に悪くなる人もいれば、じわじわ進行して長期間の闘病を余儀なくされる場合がある。私の場合は見つかる前も治療後の今も、なんの自覚症状がある訳でもなく、肺の何処も痛くもかゆくもありません。せいぜい階段の登りで息ぎれするくらいなものでしょうか。身体的苦痛は、治療後半年くらいまでの抗がん剤と放射線治療後の副作用で、それすらも私の場合はたいして苦になるほどのものではなく、手足のシビレなどは加齢によるものと推察されます。
●こんな能天気なことを書いていますが、昨日の(4月7日)1ヶ月検診で、腫瘍マーカーのひとつが僅かだが変化していたり、新しい主治医から、「リンパへの転移があっても痛くも痒くもありませんよ」と教えて頂いて、本当の恐怖はこれからなんだと思い知らされました。

●先週土曜日、息子夫婦からツイッター仲間と川越喜多院で花見会をするので孫のお守りを頼まれた。散歩を兼ねて近くの幼稚園にお花見に。園内の桜以外に竹やぶや小さな小川や池もあり、池にはオタマジャクがうじゃうじゃいて、蛙に変えるまで孫と一緒に楽しみにしている。

 

●それにしても一昨年、最初は肺ガンのステージ4b(2年生存率50%)と診断されたものだから、去年の今頃は、生涯の「見納め花見」と覚悟したものだが、全く嬉しい誤算で今年も元気に満喫できた。どうやら医者は、疑わしきは全て悪い方に判定するようである。

 

●肺ガンは本当に困った病気で、あっと言う間に悪くなる人もいれば、じわじわ進行して長期間の闘病を余儀なくされる場合がある。信じられないかも知れませんが私の場合は見つかる前も治療後の今も、なんの自覚症状がある訳でもなく、肺の何処も痛くもかゆくもありません。せいぜい階段の登りで息ぎれするくらいなものでしょうか。身体的苦痛は、治療後半年くらいまでの抗がん剤と放射線治療の副作用で、それすらも私の場合は幸せなことにたいして苦になるほどのものではなく、手足のシビレなどは加齢によるものと、今となれば推察されます。

 

●こんな能天気なことを書いていますが、昨日の(4月7日)1ヶ月検診で、腫瘍マーカーのひとつが僅かだが変化していたり、新しい主治医から、「リンパへの転移があっても痛くも痒くもありませんよ」と教えて頂いて、本当の恐怖はこれからなんだと思い知らされた。


 

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約束の絵本がついに完成

2010年 4月 1日 — 2:38pm

 

ハードカバー 165×Y178mm オールカラー24p CTP印刷 限定100部

ハードカバー 165×Y178mm 24p CTP印刷 限定100部 自費出版 

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私のブログ「五月の雨音に溶けて消ゆ」(2009年 5月 25日)・Nさん幻の絵本が制作再開(2009年 11月 12日)に紹介した、闘病仲間のNさんの絵本がようやく完成した。お見舞いで差し上げた小生の絵本を見て、まだ見ぬ孫のために「私も絵本を作りたい!」と、素人とは思えない素敵な絵を、亡くなる2週間前まで楽しげに描いておられた。残念ながらカタチを見ることなく旅立たれてしまったが、理解あるご主人が生前の奥さまとの約束を果たせて下さった。小さな絵本でありながら印刷するとなると随分予算がいるのだが、何年後かにこの絵本を見られるお孫さん達にとっては、かけがえないのない宝になると信じています。
時に4月4日がNさんの59回目の誕生日になるはずだった。桜が満開である。

私のブログ「五月の雨音に溶けて消ゆ」(2009年5月25日)・「Nさん幻の絵本が制作再開」(2009年11月12日)に紹介した、闘病仲間のNさんの絵本が時間がかかったがようやく完成した。お見舞いで差し上げた小生の絵本を見て、まだ見ぬお孫さん達のために「私も絵本を作っておきたい!」と、素人とは思えない素敵な絵を、亡くなる2週間前まで苦しいはずだったのに楽しげに描いておられた。

人生で一番の思い出の外国生活や、若き日に文化服装学院で学んだファッション画を、明るく愉しげなタッチで描かれており、家族に対する溢れる愛情と溌剌とした人となりが伝わって来る。残念ながらカタチを見ることなく旅立たれてしまったが、理解あるご主人が生前の奥さまとの約束を果たせて下さった。小さな絵本でありながら印刷するとなると随分予算がかかるのだが、何年後かにこの絵本を見られるお孫さん達にとっては、世界で一冊のかけがえないのない宝物になると信じています。確か4月がNさんの59回目の誕生月になるはずだった。間にあって良かった! 桜が満開である。

 

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