『親鸞』上巻全文がネットで無料公開

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渡辺淳一氏に続き、五木寛之の『親鸞』上巻全文が5月12日〜6月11日までネットで無料公開されている。朝日新聞の記事では五木寛之氏からの提案だったとか・・・。私は親鸞聖人開祖ゆかりの京都西本願寺の境内で遊んで育ったり、近年、本願寺出版社から親鸞聖人750大遠忌を記念した手提げ袋を依頼されて制作したこともあって、五木寛之の『親鸞』はいつか読んでみようと思っていた。なので、上巻を読んでしまうと続きを読みたくなるはずで、多分下巻を買うことになるだろうが、出版社の思惑にまんまと乗ってしまうことにした。作家自身は本(紙)やデジタルやクラウド戦国時代とは関係なく、命がけで書き上げた作品をただ一心に多くの読者に読んでもらいたいだけだと思うからだ。

公開版を読むにはインターネット閲覧ソフト「T-Time Crochet」(無料)をインストールしなくてはならず、少し面倒ではあったが上記画面のように、大容量のテキストもサクサク動き、文字もかなり大きく拡大も可能で、かなり快適に読むことができる。プリント出来ないので昼食後30分くらいづつ読む予定。

追記

Webで上巻を読んだ後の顛末記です。
上巻を読んだ五木寛之の「親鸞」はまるで劇画タッチのような展開で、物語としては面白いのだろうが私の知りたいイメージとはかけ離れていた。なので本屋では下巻の後半2頁の結末とあとがき2頁を立ち読みしだけでおおよそのことは分かったので、結局下巻は買わずじまいだった…
この企画を考えられた多くの方々の期待を裏切った結果になってしまったお粗末な顛末記でしたが、内容がある程度分かって興味がズレると本は売れない、と言う現実が露呈したのでした。

 

追記(上巻を読んだ後の顛末記です)

上巻を読んだ五木寛之の「親鸞」はまるで劇画タッチのような展開で、物語としては面白いのだろうが私の知りたいイメージとはかけ離れていた。なので本屋では下巻の後半2頁の結末とあとがき2頁を立ち読みしだけでおおよそのことは分かったので、結局下巻は買わずじまい。版元の期待を裏切った結果になってしまって申し訳ないのだが、お粗末な結果をブログに載せたものか迷って追記が遅くなったしまいました。あまり内容が分かってしまうと、興味がズレると本は売れない、と言う現実が露呈したようです。

 

 

Category: つれづれぐさ   |  Comment »


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