Archive for 7月 2010


2幕が半分上がった?

2010年 7月 29日 — 2:07pm

 

7月22日の骨シンチ画像(イメージ)

7月22日の骨シンチ画像(プリント画像に着色)

昨日の検診で、1週間前に撮影した骨シンチと腫瘍マーカーの上がり具合を総合して判断すると、転移の疑いが浮上して来た。ただ、頭のMRIが半年たつので急遽来週初めに撮影し、その結果次第では放射線で早めに叩いたほうが良いだろうとの診断。ただ、私の身勝手な推測では、画像の左下から5・6本の所は3月10日に胸を痛めた圧迫痕とほぼ同じ位置なので、ひょっとするとそこにリン酸(造影剤)が集まったと考えらるのではないだろうか?とすると内蔵は少し前のCTでOKだったので、頭の可能性が高くなるが頭のほうがずっと怖いのでこちらであって欲しい。どちらにしても腫瘍マーカーが急に上がって来ており、2幕が上りかけていることだけは確かだ。ただ自覚症状は痛くも痒くもなく日常生活も元気なものだから、改めてガンの怖さを思い知った次第。やり残したことをもう少し頑張って、来年3月に65歳定年で年金暮らしと勝手に決めていたのだが、それまで体が持つかどうか心配になって来た。

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「Kanon Calendar & Clock」明日発売開始に

2010年 7月 29日 — 10:52am

「Kanon Calendar & Clock」表紙    縦置き表示時

「Kanon Calendar & Clock」表紙          縦置き表示時

横置き表示時

横置き表示時

KCC_3

KCC_4_

KCC_5_

KCC_6

KCC_7_

3タイプの地色が選べるようになっている(すべてサンプル)

iPadアプリケーションのカレンダー&時計を企画制作し、Appleに申請を出して1ヶ月。ようやくOKが出たので明日あたりにAppleストアーに並び発売開始に。念願叶い全世界のiPadファンに見て貰えることに。(Padをお持ちでない方には大変申し訳ないのですが)
孫の名前を誕生日記念に冠した「KanonCalendar&Clock」で、明日の誕生日プレゼントと私の2幕開幕前になんとか間に合い、良い記念になった。
動物や鳥・子どもの絵数字を創作してカレンダーや時計にしたものでiPadの充電時用アプリ。
楽しくデザインした彩り豊かな絵数字(動物)が時を刻み、子供達に見せればきっと喜ぶのでは。そして大人自身も無垢だった子ども時代に少し戻れるかと思います。
販売価格は800円だが、このプロジェクトチームのプロデューサー(長男)の発案で、世界の恵まれない多くの子供達に少しでも役に立つようにと、ユニセフに販売価格の1割を寄付することになった。
iPadはB5サイズくらいの情報端末機の一つで、今秋から来春にかけて電子書籍が一斉にリリースされると、本屋に行かないでネット上のiBookStorから本や雑誌を購入し、データをダウンロードして読めるようになる。世界中の本屋や図書館がiPad一台の中に入いる訳だ。日本で普及するかどうかはまだまだ未知数だが、グーテンベルク以来の印刷しない本が今後続々出版されることになりそう。その功罪は計り知れないが、人類進化のデジタル潮流は否応無しに止まることはないようだ。
このカレンダーを通じて僕たちが伝えたかったのは、地球上のすべての生き物が仲良く暮らせられればと願う、純粋な心を忘れかけていることに気付いてもらうことが一つ。二つ目は、死を意識し始めて初めて永遠に刻み続ける時を羨望し、「生きている間はみんな幸せな時を刻んで下さ〜い」と切に願う作者のメッセージでもある。

iPadアプリケーションのカレンダー&時計を企画制作し、Appleに申請を出して1ヶ月。ようやくOKが出たので明日あたりにAppStoreに並び発売開始に。念願叶い全世界のiPadファンに見て貰えることに。(Padをお持ちでない方には大変申し訳ないのですが) 孫の名前を誕生日記念に冠した「Kanon Calendar& Clock」で、明日の誕生日プレゼントと私の2幕開幕前になんとか間に合った。動物や鳥・子どもの絵数字を創作してカレンダーや時計にしたものでiPadの充電時用アプリ。デザインした彩り豊かな絵数字(動物)が時を刻み、子供達に見せればきっと喜ぶのでは。そして大人自身も無垢だった子ども時代に少し戻れるかと思います。販売価格は800円だが、このプロジェクトチームのプロデューサーの発案で、世界の恵まれない多くの子供達に少しでも役に立つようにと、ユニセフに販売価格の1割を寄付することになった。このカレンダーを通じて僕たちが伝えたかったのは、地球上のすべての生き物が仲良く暮らせられればと願う、純粋な心を忘れかけていることに気付いてもらうことが一つ。二つ目は、死を意識し始めて初めて永遠に刻み続ける時を羨望し、「生きている間はみんな幸せな時を刻んで下さ〜い」と願う作者の切なるメッセージでもある。

 

iPadはB5サイズくらいの情報端末機の一つで、今秋から来春にかけて電子書籍が一斉にリリースされると、本屋に行かないでネット上のiBookストアーから本や雑誌を購入し、データをダウンロードして読めるようになる。世界中の本屋や図書館がiPad一台の中にある訳だ。指先のタッチ操作でインターネットやメールも簡単に出来、画面や字が大きいので年寄り.子どもにもってこいだが、日本で普及するかどうかはまだまだ未知数。グーテンベルク以来の印刷しない本が今後続々出版されることになりそうで、その功罪は計り知れないが、人類進化のデジタル潮流は否応無しに止まることはないようだ。

 

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安倍朱美創作人形作品集のデザイン制作

2010年 7月 16日 — 12:29pm

 

創作人形:安部朱美 撮影:後 勝彦 詩:谷川俊太郎

創作人形:安部朱美    撮影:後 勝彦    詩:谷川俊太郎    発行:「昭和の家族」展実行委員会

 

◉「あたらしい家族誕生」1p

◉「あたらしい家族誕生」1p

詩:谷川俊太郎 2-3p

詩:谷川俊太郎 2-3p

◉「ちゃぶ台囲んで」4-7p

◉「ちゃぶ台囲んで」4-7p

◉「ちゃぶ台囲んで」

 

◉「かあちゃんよんで」8-9p

◉「かあちゃんよんで」8-9p

◉「或る夏の日」

◉「或る夏の日」18-19p

◉「チャンバラ」

◉「チャンバラ」20-21p

◉「まりつき」24-25p

◉「馬とび」32-33p

◉「駄菓子屋」34-35p

◉「駄菓子屋」34-35p

◉「駄菓子屋」◉「しじみ売り」◉「井戸端で」◉「たそがれ」37-38p

◉「駄菓子屋」◉「しじみ売り」◉「井戸端で」◉「たそがれ」37-38p

◉「流し雛」42-43p

◉「流し雛」42-43p

季刊「銀花」でお馴染みのカメラマン後勝彦氏からの依頼で、7月22日から広島・天満屋で開催される、安倍朱美創作人形作品集「きずなー昭和の家族、伝えるこころ」の作品写真集のデザインをまとめさせて頂いた。一週間早いが予告編として紹介させていただきます。
再色校正も終わり、21日の仕上がりを待つだけだが、撮影はさすがに名手後勝彦さんの真骨頂、鳥取の大自然や街並みと人形が見事に溶けあって、懐かしい昭和を生き生きと映し出した素晴らしい上がりだった。
編集女史はやはり銀花で何度もご一緒した渡辺尚子さんだったので、迷うことなくデザインに集中出来た。そして印刷を担当したのは、「銀花」最終号で散華の美術印刷を熱心に仕上げられた奈良の岡村印刷工業株式会社。さすがに今時珍しいプロの職人集団で感嘆した。仏像の印刷が得意なだけあって製版が素晴らしく、梅雨時の悪天候のロケ地のため若干アンダーだったポジをこちらの意図を汲み取って明るくし、さらに命を吹き込んで頂いた。スケジュールはタイトだったが黙っていてもPPを貼り、しかも断裁までしてページ仕立てでの校正出しで、そのプロ根性の完璧さには恐れいった。
安部朱美さんの暖かくも精緻な人形を会場や写真集で見られた人は、かつての懐かしい父母兄弟姉妹や祖父母、隣り近所の馴染みの人達、あるいは幼さなかった自分自身と対面して涙ぐまれる方も多いのでは・・・・・
また一冊、銀花クルーとこんなに早く本の製作にかかわれたことは幸せだ。編集女史曰わく、「中谷さんには本の神様がついておられるから大丈夫」と元気づけられ、なんとも心丈夫な励ましをいただいて、感謝感激免疫力大アップでした。
●クレジット を追記させていただきます。
発行:2010年7月20日  著者:安部朱美  詩:谷川俊太郎  撮影:後勝彦  デザイン:中谷匡児  編集:渡辺尚子  校閲:竹内久恵  発行人;「昭和の家族」展・実行委員会  企画責任:畑田公生  企画;畑田彰生  印刷:岡村印刷工業株式会社  撮影協力:岡本一銭屋・仲田正人・吉持彰英・左知子

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2幕はまだ上がっていなかった

2010年 7月 8日 — 12:18pm

 

左 4月24日撮影  造影剤入りCT  右 6月30日撮影  CT(いずれも携帯画像)

左 4月24日撮影 造影剤入りCT            右 6月30日撮影 CT(いずれも携帯画像)

久々の朗報だ。4月24日に造影剤入りCT(左写真)に原発巣(脊髄に近い)からかなり離れた所にクッキリ出ていた影が、6月30日に造影剤抜きで撮影したCT画像では(右写真)、ほとんど消えていたので再発の疑いが薄れ、2幕はまだ上がっていなかったようだ。主治医の説明は、「考えられるのは、肺は菌が入り易い場所なので何かの菌が炎症を起こしてCTに写されてしまったのでしょう」と言うことだった。腫瘍マーカーが少しづつ上がっているのもあり、そろそろ再発も有り得るかと今回は覚悟していたのだが、考えてもいなかった良い結果だったので、こんなことも有るんだとホッと胸をなで下ろした!。

と言うのも早めに病院に着いたので、元入院していた10階西病棟に散歩に行った折り、仲の良かった闘病仲間のM.Hさん(小細胞の肺ガン)が再入院していて軽いショックを受けていたからだ。右肺から左肺に転移していて、ここ一年様子を見ていたが大きくなって来たので手術したとのことだった。

早期発見で手術して完治でもしないかぎり、こんな風に早ければ2〜3年で再入院が多いのが現実だからでもある。7月22日には半年毎の骨シンチ検査で、このように年がら年中検査漬けで、5年間は一喜一憂しながら生活する精神的ガン難民ではある。

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