Archive for 3月 2011


アリムタ抗がん剤の効果は無かった!

2011年 3月 17日 — 2:31pm

2011.3.16.G.

3月11日のM9.0の大震災・大津波災害・原子力発電所災害などのトリプルパンチの未曾有の国難の最中に、小生の肺がんの話で大変恐縮です。

昨日、半年近いセカンドラインのアリムタ抗がん剤治療の効果判定を聴きに行った所、この大震災での計画停電が始まり、パソコンもダウンしてコンピュータ回線もつながらない混乱の最中での診察室で若い主治医の説明を受けた。

「残念ながらCT結果では原発巣が140%拡大しているため、至急次の治療をしなければなりません。ついては【ゲムシタビン(ジェムザール)の抗がん剤点滴】か【ティーエスワンの飲み薬】のどちらかに早めに決めて下さい」と宣告されてしまった。

アリムタは期待出来る新薬だとの主治医の説明だったので、かなり高いにもかかわらず始めたのだった。半年や1年は落ち着いてくれるものとばかり思っていたので、こんなに早く効きめがなくなるとは寝耳に水。思いもよらない選択を迫まられて頭は真っ白に・・・。腫瘍マーカーの数値も異常に上がっていたので、持参した手製個人用診療記録のグラフに書き込むと、ひと目でここ2年間の推移とは違う尋常でない現象があきらかだったので観念した。そして今度こそ私の肺腺ガンに効くことを祈って【ゲムシタビンの抗がん剤点滴】に決めた。本当は入院して副作用に備えたいと申し出たのだが、入院するには1ヶ月待ちらしくそこまでこの数値では待っていられないだろうからと外来で来週からになりそう。さてこの急激な腫瘍マーカーの上昇は、2度の抗ガン剤より耐性をつけたガンか?、それとも何処かに転移があるのか?、それとも何かの間違いか?いずれにしても【ゲムシタビン】に賭けるしかあるまい。

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東北関東大震災

2011年 3月 12日 — 10:57am
産経新聞NetViewから転用」

産経新聞NetViewから転用

昨日午後2時46分経験したことのない激しく長い地震(東北地方太平洋沖地震)を経験した。数分間にわたって家全体がガタガタと大揺れし、2階に居たのでフラフラしながら1階に降りると、家内は3才の孫の頭に座布団を被せながら「大丈夫!大丈夫!」とオロオロしながら抱き合っていた。置き時計や人形が倒れる程度で川越では大事はなかったが、TV報道で関東大震災のM7.9を上回る1000年に1度の国内観測史上最大級のM8.8であったことを知り、大津波の被害状況LIVEを唖然として見ていた。東京近郊でほ電車が全てストップしたので、都内で働く息子達は帰宅出来ずそれぞれの職場で寝泊まりし、明日電車が動き次第帰宅する予定になった。東北だけでなく、長野や新潟までもが地震が起きており、死者も今現在1000人を超えての大惨事で、一体どれほどの被害になるのか見当もつかない。恐ろしい事態ではある。

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65回目の誕生日

2011年 3月 8日 — 10:18am

2011.03.08

1月18日の6回目の抗がん剤投与以降、セカンドラインの奏効が決まるまでは肺炎が怖くて風邪などひけないので殆ど冬眠状態でした。が、不覚にも風邪を引いてしまい今年も1週間寝込んでしまった。昨年に続いて三寒四温の今頃だが、インフルエンザではなかったので、もう少し安静にしていれば大丈夫。そんな訳で雛祭りもひっそり終わってしまい、孫達に悪いことをしてしまった・・・
さて、本日は65回目の誕生日。ようやく明日から待ちに待った年金暮らし。肺がんの告知を受けたのが62歳の時だったので、長年支払ってきた年金も、へたをすると支給されないうちにあの世行きかと覚悟したものだったが、なんとかこぎ着けられたようだ。微々たるものでしかもまだ貰った訳ではないので実感は湧かないが、1年でもより長く続けたいものである。
本日4時から医大で奏効材料の造影剤入りCTの撮影日。小さくなっていることを願いながら、これから行ってきまーす。

 

6回目の抗がん剤投与以降(1月18日)セカンドラインの奏効が決まるまでは、肺炎が怖くてほとんど冬眠状態でした。昨年も三寒四温の今ごろ風邪をひいてしまったので随分注意していたのだが、不覚にも今年も風邪を引いてしまい1週間寝込んでしまった。インフルエンザではなかったものの、痰がからんで血痰が少し出てしまった。まだ完全に痰がきれていないが、もう少し安静にしていれば大丈夫かと。そんな訳で雛祭りもいつの間にか終わってしまい、家族に心配かけたり、孫達にも悪いことをしてしまった・・・。

ところで本日は小生の65回目の誕生日。ようやく明日から待ちに待った年金暮らし。肺がんの告知を受けたのが62歳の時だったので、長年支払ってきた年金も、へたをすると受給しないうちにあの世行きかと覚悟もしたのだったが、なんとか間に合ったようだ。微々たる額なので高い治療費にすべて消えて行きそうだが、1年でもより長く続けたいものである。

さて、本日4時から奏効材料の造影剤入りCTの撮影日。小さくなっていることを願いながら、CTのドームに入ってきま~す。

 

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