早や3回忌

2011.5.17

 

今日5月17日はNさんとKさんの早や3回忌13日は同窓生高橋善樹君の3回忌でもあった。(Archive.2010.4.1「約束の絵本がついに完成」Archive.2009.5.14「五月の雨音に溶けて消ゆ」)同じ頃に闘病していたのだが、みなさん共にガンで若死されてしまった。私の肺ガンは2008年8月に発見告知されたものの今のところ転移はなさそうで、なんとか週1の抗がん剤治療もこなせている。その差は発見時のガンの症状が、初期状態か重篤状態かで大きく変わる。早期発見して長期地獄になるか、後期発見で早期極楽になるか。どちらになるかはその人の運次第。いづれにしてもガンは本当に厄介な病気ではある。今朝、約束を果たしたNさんの絵本を読み直したが、亡くなる間際まで楽しんで絵を書いておられた素敵な笑顔が懐かしい。お孫さんがこの絵本を読む日はいつだろうか? ん、急に雷と雨がやって来た。あらためてご冥福をお祈りします。

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コメント3 件

  1. 応援してます!!

    生前父がお世話になりました。もしかしたらご存じかも知れませんが4月11日に亡くなりました。闘病生活は緊急入院から約半年でした。トラブル続きで外来での治療ができず、治療に際しやりたかった事が出来なかったのは残念でなりませんが致し方ないと思っております。
     当初父は外来でそのまま緊急入し、いきなりステージ4という現実に戸惑っていましたが、元気に頑張っている中谷さんにお会いして勇気をもらったと話しておりました。そして私たち家族も同様に勇気をもらい、現実を見据えて頑張る事ができました。本当にありがとうございました。どうか元気で居てください。応援してます。

  2. 中谷修

    お父様が亡くなられて49日も未だ経っていない絶望的な悲しみの中、私への応援、本当にありがたいことです。4月11日にお亡くなりになられたことは、残念でならないのですが、存じておりました。お悔やみ申し上げます。 実は今日の昼、S医大のカフェテリアで、昨年10F西病棟での闘病仲間であったMさんと、

    「あの頑丈そうなSさんが亡くなられたなんて、未だに信じられない」
    「夜中の3時頃寝られなくて待合所に行くと、Sさんが行く末などよく悩んでおられましたよ」
    「真面目で頑張り屋で、さあこれから人生楽しまなきゃ、との矢先の理不尽。さぞや納得出来なかっただろうな・・・」
    「東京に嫁がれている娘さんが、ネットで本や治療法を一生懸命さがしてくれていると、嬉しそうにSさん話してたネ。良く頑張って励ましておられたのにな〜。」
    「私もステージ4と告知されてオロオロして頭が真っ白な時に、嫁いだ娘が一杯本を買って来て助けてくれたったっけ。」 などと話し合って来たばかりです。

    小細胞ガンと非小細胞ガンの違いが延命期間の差だと思いますが、そんな理屈などではなく、神様の理不尽の仕打ちに、多分お父様はまだ納得されておられないことでしょうね。お互いに解っていながら、少しでも元気になりあおうと励ましあっただけです。勇気を貰えたのは私のほうかもかも知れません。
    そして、まだ私の経験したことのない苦しみ、悲しみ、痛みを長期間味わうのでななく、早く開放されたことは、不幸中の幸いではないでしょうか? そう思わずにはいられません。応援ありがとうございます。どこまでが定められたゴールなのか判りませんが、私なりに頑張ってみますね。 中谷合掌

  3. PS

    正直気持ちの上では、Sさんの最後の看取りの様子を知りたい衝動にかられます。亡くされたばかりでそれどころではないでしょうが・・・
    厚かましくて申し訳ありませんが、気持ちが落ち着かれた折にでもコメントか、下記メールいただけましたら今後の参考にしたいのですが・・・。

    nakatani@zd.wakwak.com


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