育ち盛りと見える放射線

2011.6.7

 

孫たちは今が育ち盛り。庭の実になる木も日々成長し愉しみな季節。だが今年は東電福島原発事故で、目に見えぬ放射線が怖いので手放しで楽しめそうもない。地形によっては風向きや雨で関東にも舞い降りていて、公園の砂場などにも染み込んで堆積しているかも知れず、子供たちに影響しないかと心配この上ない。今や国民は、国や東電の虚偽報告を全く信用していない。何故なら無能な政府のお陰で、緊急避難地域外のほうが放射線量が高いのに何の指示もなく、乳飲み子や子供たちを含めた住民を放射線垂れ流しの中で3ヶ月近く放置さえしているからだ。もし、黒沢明監督の映画『夢〈富士山と原発〉』(富士山麓の原発が次々爆発して、逃げ惑う民衆に赤色《プルトリウム239》や黄色《ストロンチウム90》や紫色《セシウム137》の煙が襲ってくる夢)のように、放射線の種類毎に異なる色で識別出来る着色技術が確立されておれば、政府は言い逃れが出来ないのだが(それはそれで恐ろしいことになるが)・・・。

黒沢明の夢は現実になってしまった。実に悔しい! 実に悲しい!

 

razubery

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