尿酸値が9.2mg/dl

nyosan

◉昨日9月15日、7クール3回目になる20回目のゲムシタビン投与。さきがけて9月7日に唐突に足親指裏にチクッッ!と針を刺したような短い激痛が2時間おきくらいに3回ほどあった。イガ栗踏んだような経験したことのない何だこの痛みはと思うイヤ〜な初めての経験だったため、化学診療室の薬剤師の先生に話した所、尿酸値検査を勧められた。その結果が昨日出たのだが、なんと9.2mg/dlもあった。◉尿酸は血液中で増え過ぎると、尿酸の針状の結晶ができ、足の指などの関節に溜まり炎症の原因となるらしい。右上の写真が尿酸ナトリウムの超顕微鏡写真だが見た目にも超痛そう!どうやら尿酸が血中に7.0mg/dlを超えていて「痛風」手前の「高尿酸血症」になっていたのだ。これも抗がん薬の副作用の一つで骨髄抑制などによる腎臓への悪さなのだが・・・。◉ゲムシタビン投与前日にたまたまNHK【ためしてガッテン!。腎臓が突然ダメになる 急増!沈黙の新現代病】を見ていたのだが、腎臓は、肝臓などと同じく“沈黙の臓器”と呼ばれるほど自覚症状が出にくい臓器。機能が低下していることに気づいた時にはもう治らないから人工透析療法を一生やり続けなくては…ということも多いらしい。◉ところで兵庫県尼崎市では、クレアチニン検査を実施し、ろ過能力の値も示すことで、市民の意識改革に成功。自ら生活改善に取り組む人が増えたことで、新規の透析患者数を3年連続で減らすことに成功したらしい。全国では急激に増え続けている中で凄いことだが、透析療法は年間1人600万円かかるため予算削減が急務だったらしい。◉このクレアチニンの値から、自分の腎臓機能が何%残っているか一発でわかる早見表日本腎臓学会から発表されていて(下図)、それに当てはめると私のクレアチニンが1.01なので薬で下げられる範囲の経過観察程度(54.9%)で黄信号の一歩手前だと分りホッとした次第。自分の体がどの辺りにあるのか、文章では判りにくいがこのような図表があるとビジュアル人間の私としては納得出来て大いにありがたい。

 

zinnzo.9.16

日本腎臓学会「eGFR男女・年齢別早見表」

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