冬至と東寺
◉昨日の22日は冬至。ゆず湯こそしなかったがカボチャを食べて風邪を引かないよう祈願。昼間が一年で1番短く4時過ぎると急に冷え込んで暗くなる。まさしくつるべ落としなので風邪要注意。空気が澄んで川越からでも富士山がクッキリ見えるようになって来た。朝夕の通勤や犬の散歩時間の結構な癒しタイムにされている人が多いのではないだろうか。
◉おとといの12月21日は、京都東寺の終い弘法(縁日、通称弘法さん)だった。今も凄い人出で大混雑するらしいが、昭和30年代に良く親父に連れられて行った記憶が蘇る。屋台や射的場、見せ物小屋(?)、ガマの油売りの剣さばきに魅入ったり、所狭しとひしめく中古市の見知らぬ時代の品々にタイムスリップしたり。テレビもゲームも無い時代の一大エンタテインメント場だった。貧乏漆職人だった親父だが、煎茶が好きで高いお茶を飲んだり、鉄瓶や小さい茶碗の箱入セットを買って来ては自慢していたりしていたが、立派なお店で買える訳もなく今思えば弘法さんの骨董市の常連だったような気がして来た。