検査結果異常ナシ

 

◉先週の3つの核医学検査結果を29日(金)に主治医にお聞きして来た。「頭・内蔵・リンパは転移ナシ。骨に2年前の影が少し残ってはいるが問題ないだろう。体調・副作用も問題ない。それらをふまえて現在のゲムシタビン治療の効果判定は【安定】です。(SD=患部縮小が30%未満、あるいは増加が20%以内に抑制)」とのこと。なので今の所は一安心。まさに運良く私の体に合っていたゲムシタビンのお陰です。このS医大でゲムシタビン治療を17クール以上受けている患者がいなくなったので、29日に受けた18クール目は記録更新のようです。患部のがん細胞を取り出して検査出来たら、ひょっとして全部死滅しているかもしれない。それであれば治療を続ける必要はなくなるように思えるのだが、残念ながら今の医学では血液中などに潜む0.001mm(10μm)のがん細胞を発見できず、進行がんゆえにまだ効果のあるゲムシタビンで叩き続けるしかないとのこと。◉現代医学は加速度的に進んでおり、最近で注目されるのが、1)『がんペプチドワクチン』 2)『近赤外線放射治療』 3)『時間治療』。中でも6〜7年前から治験が始った『がんペプチドワクチン』はエビデンスがそろいつつありそろそろ厚生省の保険適用の認可が降りそうだし、『近赤外線放射治療』は正常細胞を傷つけずにがん細胞だけをやっつけるナノダイナマイトが発明、3〜4年後に実用化される。国の膨大な予算を使って開発した重粒子線治療』の100分の1位いの予算でそれ以上の効果が期待されている。と言うのに医学界・薬学界・製薬会社・厚生省がまるで原子力村と同様の利権がらみで癒着して進むものも進まない。日本は完全に後進国。ただ『時間治療』はがん細胞が一番分裂する時間に合わせて攻撃するだけで、同量の薬で何倍も効果があるとのこと。これならすぐにでも低予算でやれそうだ。これらの治療の恩恵が受けられる日までなんとか付合っていたいものだ。それにしても5年生存率25%の仲間入りがそこまで(9月9日)近づいて来た。目標の一応のメドなのだが毎日気を抜かず楽しく元気に仕事をやっていたいものです。

Category: 体のこと   |  Comment »


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