友人の決断

 

◉昨日は久々に忙しい1日だった。午前中に病院へ行き午後早めに19クール51回目のゲムシタビンを無事済ませ、そのあと闘病仲間と久々に会う約束をしていた。このブログでも今年3月17日に紹介させてもらった「Pieces of Peace(平和のかけらたち)」の2階でお茶。川越は気温34℃の酷暑日だったのもあり友人はダージリン、私はアッサムをアイステイーで注文した。しかし残念ながらアイスだと香りや味が薄まって、せっかく紅茶の美味しいお店に来たのに悔やまれた。次回はどんなに暑くても紅茶はホットだ~。(イメージ写真右)

◉この闘病仲間は私と同じ2008年に肺がんと告知されている。ただがんのサイズは彼は1cm(がん細胞1個から8~10年かかる)、私4cm(20~30年かかる)。二人とも手術出来ない箇所にあったが、彼は放射線治療も出来なかったらしい。2010年の2回目の入院治療で同室になったのだが、まわりの方々は殆ど亡くなっていてこのように元気にお茶出来ているのはほんの数人だと思われる。以前からの話によると彼は不安が強いのか、新しい薬を調べては次々主治医に頼んで試しているらしい。自覚症状が余り無い2人なので私から見れば「2~3年放っておいても2cm大になるくらいで、そんなに慌てて治療薬を使ってしまったらイザと言う時に治療薬がなくなるのでは」と以前からアドバイスしていた。そうしたら昨日の話で仰天発言。「分子標的剤TS-1を4クールやっていたんだけど、2ヶ月ストップしているんだ。その間どれくらい大きくなるか確認してもらってこれからの方針を決めたい。」と。治療を中止させるとは随分勇気のいる決断で良くぞやったりと思う。新幹線の運転手をやっていた彼らしく、いっ時もじっとしていられない性格がなせる業か。こんな話で盛り上がったり盛り下がったりしながら、最後は暑気払いに涼しい秩父にでも日帰りドライブにでも行こ~うや!でお開きに。いつまでも仲間でいたいものだ・・・

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