信じられぬ出来事
がん友のMさんが1月11日に亡くなった出来事を4月 5日 「寒桜すでに散り」のブログに書いたが、どうしても信じられないので、失礼を承知で息子さんに下記メールを出した。
「お父様に最後にお会いしたのは昨年12月14日。少しおつらそうでしたが自力で歩いておられました。その1か月後に亡くなられるなんて今だに信じられません。ひょっとしてバイクか薬による自死ではなかったかとまで思う始末。何しろ私もどんな風に死ぬのかが最大の関心事なものですから、失礼ながらお父様のご最期を知りたく是非お教え願えないでしょうか。」
図々しい申し出でにもかかわらず、その返信が5月3日にあった。
「実は母が4月9日の夕方亡くなりました。肺がんが発見されてから2カ月弱、入院から22日で亡くなりました」
ゲゲゲゲゲ、何のこと? と目を疑った。
続いて「父の最後は母が仕事から帰るとコタツで横になっていたそうです。鎮痛剤をかなり飲んだ形跡がありました。痛くて痛くて、飲んだんですかね~ 最期は愛犬モモが知っていますが聞けません。モモが話せれば聞いてみたいです。まだ自分も心の整理が出来ない中 母の死後の手続き等々に追われております」
との内容だった。ショック、大ショックだ。あの元気な奥さんが肺がんで亡くなられたとは・・・それも長年肺がんの旦那を献身的に看病し続けて最後を看取った直後に・・・。よほど生きる力を失くされたのか、寂しがって旦那が呼んだのか、これでは共倒れではないか。
それも我々は5年もオロオロウダウダ闘病しているのに、たった2カ月で逝くなんて・・・。本当にがんは千差万別だ。不謹慎かも知れないがある意味ではがん患者の理想、お手本ではないのか。若い時ならいざ知らず治らぬがんの早期発見なんてくそくらえである。
ご両親をたて続けに亡くされた一人っ子の息子さんは、それでも「寂しくなりましたが頑張ってみます。親父の分まで長生きして下さい」と私を気づかってくれていた。めげずに立ち直って下さい。
命の不可思議、運命の不可思議さを痛感させられた出来事だ。肺がんの怖さも・・・
家人にも心身ともに長年にわたって大変な苦労をかけさせている。Mさん達の二の舞にならねよう検診に是非行って欲しいものだ。
Category: 周りの人々 | 2 comments »
2013年 6月 4日—4:37 PM
すっかりご無沙汰いたしております間に梅雨の時期になってしまいました。
数ヶ月の間にご両親を亡くされました一人息子さんのお辛さが身にしみます。
実は一月中頃より体調を崩しておりまして、気がつけば梅雨を迎えておりました。最近は近くのスーパーには買い物にも行けるようになり、体の方も元に戻ってきました。パソコンを開くことなく過ごしておりました。娘から時々話は聞いておりましたが・・・お家を新築なさる事、お孫さんパワーを
貰ってられることを嬉しくおもっておりました。
今又抗がん剤でお辛い時でしょうか?
新しいお家の完成、お孫さんパワーで跳ね飛ばしてください。
これから暑くなりますどうぞお体ご自愛くださいませ。
2013年 6月 17日—1:47 PM
コメントに気が付かずすみませんでした!
体調少しは良くなりましたか?
無理を重ねていると麻痺するのか
気が付かない間に酷くなっているのですね。
元の健康な身体に早く戻して下さいね。
このご夫婦のことは本当にショックでした。
立ち直るのに時間がかかりましたが、
こんなご夫婦もおありになるんですね。
京都の夏はこれから本番、
娘さんやお孫さんもこれからが人生本番!
悪いことはなんとか乗り越えて、
良いことを沢山貯金して隆君のお土産一杯増やしましょうね!