引っ越しとCPK

 

 

◉7日に立秋したとはいえ35度を超える猛暑の中、予定通り一期工事の新築が完成したので13日の朝8時自宅への大物荷物の引越しで業者が始動した。前後1週間ほど身辺の荷物の整理・移動・開封など無理しない程度にボチボチ手伝い15日には大体片付いた。ただ二期工事の外構周りが基礎程度で、電柱の移動も残っていて今月一杯はお披露目は出来そうもない。

 

◉玄関の前に飾った鉢は、絵屋 藤井克彦氏の30年前くらいに銀花コーナーのギャラリー個展で買い求めていた砥部焼の大鉢。長らく庭で雨ざらしだったが目線が少し高い階段なので側面が良く見えるためようやく出番ができたのは嬉しいかぎりだ。

 

◉引越し騒動で9日に受けたゲムシタビン(ジェムザール)の副作用などすっかり忘れていて27クールの2回目を受けに行った昨日の血液検査結果は。

 

1)筋肉が壊れてた

 

◉血液検査でCPKが554と(前回93。170が普通上限)上がっていて主治医が驚いたように

 

「筋肉が壊れていますよ。どうかしましたか?」

 

私「新しい家に13日に引越しでしたので荷物運んだりしたものですから・・・」

 

主「成る程、それで納得しました。運動選手でも激しい運動するとこんな数値が出ますが、休めると元に戻りますよ」とのことだった。

 

どうりで先々日何かにつまずいて横倒れになる際、両手両足の筋肉が何も動かずドサッとそのまま倒れたことがあった。筋肉が壊れていたのでは意志通りに動かないはずだ。3回目の新築住まいの幸運のあまり、知らぬ間にハシャギ過ぎていたようだが軽い打撲で済んで良かった。

 

◉毎週50項目くらいの血液検査情報の中でCPKを注目したのは今回が初めてだった。本当にこの表は奥深い。CPKは筋萎縮症などの症状でも上がると知り、専門外になると何も知識がなくADSLで闘っている人々に失礼なことをしたような気がした。

 

2)「クレアチニンがまた下がってますので(1,28 → 1,25 → 1,14 → 1,1)本日も問題なく進められますよ」

 

3)「ただ骨髄抑制の副作用で血球サイズが小さくなって貧血気味が続いていますし、CEAが10,7 → 13,3 → 16,7と徐々に上がっています。ただ3桁に上がる人もいるくらいですのでまだ大丈夫ですが画像検査もそろそろ考えましょう」

 

「ただ腫瘍マーカーもたくさん測れば、一つ二つ多少の異常値が出て来ることは珍しくありません。しかしがんが発見される訳ではありません」

 

 

◉74回目も午前中に無事済んだが「筋肉が壊れていますよ」の一言に軽いショックを受け、新居に戻り水分をいつもより多めに飲み(1日2l以上目標)ロッキングチエアーで早めの昼寝と決め込んだ。実に気持ちの良い寝覚めではあったが。

Category: つれづれぐさ   |  Comment »


お気軽にコメントをどうぞ!



     

ページの先頭へ戻る