TS-1に変更

20140619-Xsen

 

◉昨日はタルセバを飲み始めて4週間ぶりの検査日。どうやらタルセバは効いていなかったらしい。レントゲンでは右肺の上少しを残してほとんど潰れていて調子が悪いとのこと。どおりで呼吸するのがやたら息苦しいし、声さえ上手く出せなくなる時もあった。主治医からは「脳から声帯に指令を出す反回神経が肺を通っていて、その神経ががんに圧迫されて声が出ない」とのこと。

◉ パルスオキシメーター(指にはさんで血中の酸素量を計る器械)で計るとSPO2が90だった。この数値は呼吸不全の一歩手前。安静が必要で入院を勧められたが、そこまで悪いと自覚していなかったし、体中に痒い発疹が出ながらも劇的に効果があるものと信じて我慢してタルセバを使用していたのに、唐突な入院の勧めがショックで即答出来なかった。そこでとりあえず別の分子標的薬の経口剤TS-1を1週間、安静にしつつ自宅で飲んでみて様子を見ることになった。


◉以前もアリムタを使用しておかしくなった時、1ケ月でゲムシタビンに変更したら私の体にぴったり合って命拾いをしたこともあるので、今回も淡い期待を込めた次第。もしTS-1も効かないとなると最後の抗がん剤ナベルビンを入院して受けることになるようだ。来週には先生から家内にも説明をしたいとのことなので、来るべき時が近くなっているようだ。

Category: 体のこと   |  Comment »


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