◉昨日は診察日。X線では右肺のわずかに残っていた所も白くなり、完全に機能停止になっていた。なので左肺のみの片肺飛行になった。家内は入院を勧められるのではないかと心配していたが「抗がん剤に耐える強いがん細胞が増えて来ているようなので新しい局面になっていますが、今日は顔色も良いしSPO2も94に戻り呼吸も楽そうなのでもう少し様子をみましょう。」と主治医の説明に少しホッと一息。

◉私には分子標的薬タルセバは下痢や発疹の副作用で強すぎたようだ。急遽TS-1に変更して1週間飲んでみたが下痢が止まり、少し気持ち悪くなる程度なのでこれならなんとか続けられそうだ。ただTS-1を最初に避けたのは顔が黒ずむ副作用があるからだった。入院中に黒い顔でうつむいている患者を何人か見ていたものだから、出来れば避けたがったが事ここに至っては仕方がない。赤くなったり青くなったり黒くなったり、厄介な病気だ。どちらの効果であるのかは検証できないが、朗報はかなり上がり続けていたCEAが下がっていたことだった。

12,2→14.3→15.0→12.9（肺がんマーカー 上限6.7）