現状維持
◉昨日は診察日。右肺は完全に潰れているが、左肺だけの呼吸に慣れたようで鼻呼吸でスースー空気を吸え、散歩も以前に近づくくらい歩けるようになり、タルセバの地獄のムカつき副作用がなくなったので食事も旺盛。3週間で2kg取り返していて自分ではTS-1が効いているような予感があったが、 TS-1を2クールやった結果が出るのでかなり緊張して病院へ。(もし効いていなかったら最後の抗がん剤で入院になりそう)
◉CTを撮ったが大きな変化は見られず。血液検査もCRPは7月10日は4.9だったが1.9に。 白血球は9400あり大きな異常なし。
◉SpO2が 6月19日には呼吸不全で安静が必要な一歩手前の90だったが96に回復。 嬉しくて思わずパルスオキシメーター(指にはさんで血中の酸素量を計る器械)をパチり。
◉主治医は「CTを見ると静脈への圧迫やリンパ節の腫れもなく、原発巣の変化は潰れていて見る事は出来ないものの現状維持と判断して、TS-1を続けて様子を見ましょう」
私「静脈への圧迫が始まるとどうなりますか?」
主治医「心臓より上に行った血液が心臓に戻れなくなるので、腕が腫上がりやがて死にいたります。胸や腕に血管が浮き出たら早めに放射線治療をやりましょう」
私「初期治療で放射線を目一杯の60グレーあてていますが、使えるんですか?」
主治医「原発巣から外れた所のピンポイント放射なので大丈夫です」
私「安心しました。よろしくお願いします」
私「現状維持ならTS-1はがんをそれなりに抑えていてくれているようでラッキーでした」