Archive for 9月 2014


9軒中6軒ががん

2014年 9月 21日 — 9:23am
20140921-病葉

 

◉1ヶ月ほどお向かいさんの奥さんを見かけないなと思っていた。思い切って寡黙な旦那さんに「どうかされましたか?」と聞いたら、大腸がんで8月に手術し、最近PET検査で転移していないか調べている所だと言う。75才くらいだが貧血だとは聞いていたが元気そうだったので、まさか、まさかと驚いた。

 

◉お隣さんの旦那さんは肉屋をやっていたのだが腎臓が悪く透析を3年ほど続けている。足腰も弱って杖がないと歩く事もままならない状態。散歩途中ですれ違う時は励まし合っている。さて本題だがこの跡取りの45才くらいの長男も、なんとあごのがんで7月に手術していたと言うのをたて続けに知った。歯が痛たかったようだが運悪くがんだったと・・・。結婚もしていないのに最悪の悲劇だ。気の弱い奥さんの胸は張り裂けそうだろう。可愛そうで仕方がない。歯の初期治療の時にはレントゲンも撮るので「がんらしいものはないですか?」と聞く事も大事なことだと思う。

 

◉がんになると何故か他人、いや身内にさえも隠したがるようだ。それは私も同じであった。余分な心配をかけたくないとか、弱みを見せたくないとか、なんとなく恥ずかしいとか複雑なな心のありようであった。隠さないで相談し合えば弱った気持ちを共有し有益な生き方も見つかるかも知れないと思うのだが。しかし考えてみると9軒の路地で胃がん・皮膚がん・肺がん・乳がんなど部位がバラバラなのだが、なんと6軒もががんにかかった事になる。恐ろしいことだが隠さない報告でキチン統計取れれば、日本地図で写真のように塗りつぶすと3分の2以上が赤色に染まるのでは・・・。

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四国の甥

2014年 9月 15日 — 8:43am
20140913-1

 

◉四国の甥の康治君が講演の合間に9月13日に川越に訪ねて来てくれた。阪大からアルツハイマー研究のためミュンヘン大学へ留学をしていて3年になるらしい。彼の論文を順天堂大学の先生が読んで講演を依頼されての一時帰国だった。四国に住む87才のじっちゃんばっちゃんが少しボケ始めているので間に合いそうかな?と質問したが残念ながら首を横に振っていた。さぞ無念なことだろう。講演は済んでいてこの日の夜7時に飛行機で四国に寄り、その後、奥さんと二人の男の子の待つミュンヘンに2週間ぶりに帰ると言う。日本よりもリアルタイムに世界の研究に出会えるミュンヘンが気に入っていてまだ2〜3年は研究するらしい。「伯父さんがこんなに元気だったのには本当に驚きました」と嬉しい言葉を残して帰って行った。

 

◉30年近く前に二神島の浜辺で、寡黙に釣りをしていた少年が医学の学者さんになるなんて‼︎、こんな自慢の甥が現れるなんて全く想像も出来なかったことで長生きはしてみるもである。帰りがけに「伯父さんから昔ハリー彗星(私が28才の1986年頃に出現)の写真を貰ったんですが今でも宝物にしていますよ」と言われた。カメラに凝った時期もあるがそんな記憶はあまりにも遠ざかっていて思い出せなかったが、康治君が帰ったあと家内と二人で胸に熱いものがこみ上げた。

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まだ元気

2014年 9月 12日 — 11:55am
201409011

 

◉TS-1も4クール終わって昨日は検査日。腫瘍マーカーのICTPとSCCの推移は一進一退だが、CEAだけは6月に一旦下がったがまた上昇傾向に。2009年には3.7(6.7が上限)だったががんの活動は抗がん剤に打ち勝ち密やかに進行しているようだ。だが血液検査の他の数値はいたって元気で体重も60.6kgに、SPO2も97に戻り元気を取り戻しているようだ。

TS-1も5クール目、どのように推移していくのか秋の雲が知っていれば聞いてみたいものだ。

 

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7年目に突入

2014年 9月 9日 — 9:44am
20140909

 

◉昨日は中秋だったが曇って月は見えず、今日の十六夜の満月を期待しよう。家内がススキを飾ってくれたが、ススキがこんなに美しいものとは知らなかった。

 

◉蓮鉢に夏の初めに4匹メダカを飼いはじめたが、どんどん増えて今では20匹ほどにもなった。2〜3mmくらいの赤子メダカがエサを探してチョロチョロ泳いでいるのを見ていると、生命力の凄さを感じて元気を与えてくれ見入ってしまう。

 

◉肺がん3aでの2008年9月9日に初期治療(抗がん剤シスプラチン➕ドセタキセル➕放射線同時併用治療2gly×30回=60gly)を受けてから満6年を昨日迎えられた。この治療で3,8cm大のがんは半分くらいに縮小したが、手術した訳ではないので進行がんとして残ったがんと今も闘っている。そして今日とうとう7年目に入った。

 

◉6年の間にどんどん医療は進歩している。9月7日午前7時 TBS TVの【ゲンキの時間】は見応えがあった。

 

◉放射線治療の最新サイバーナイフでは心臓で動く標的を追ってピンポイントで攻撃して多臓器に優しくなっているし、最先端のVERO放射線ではまだ11例だが、1回60万円(保険適用で18万円)を4回受けるだけでがんを消滅させるくらいの精度を上げているらしい。

 

◉またアミノインデックス AICS血液検査(18.000円)を受けると、臓器別のがんリスクが判り対処法を早めに実行してがんの発生を抑える事が出来る。

 

◉そして済陽先生の進化した特製ジュースも紹介。

人参2本➕レモン1個➕リンゴ1個をミキサーでジュースに。

◆小松菜1/2把➕キャベツ2枚➕リンゴ1個2タイプジュースを1日5回 1.5l飲む(胃がんステージ4で余命1年と告げられた患者がこのジュースを飲んで5年をゲンキに過ごしている)

 

◉納豆は薬味も重要で、ニラ、生姜、ネギ、ニンニクなどをタップリ混入。

 

手術出来ない患者は今の所がんに負けない免疫力を高める以外に少しでも長生きできる方法はないらしい。

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