四国の甥

20140913-1

 

◉四国の甥の康治君が講演の合間に9月13日に川越に訪ねて来てくれた。阪大からアルツハイマー研究のためミュンヘン大学へ留学をしていて3年になるらしい。彼の論文を順天堂大学の先生が読んで講演を依頼されての一時帰国だった。四国に住む87才のじっちゃんばっちゃんが少しボケ始めているので間に合いそうかな?と質問したが残念ながら首を横に振っていた。さぞ無念なことだろう。講演は済んでいてこの日の夜7時に飛行機で四国に寄り、その後、奥さんと二人の男の子の待つミュンヘンに2週間ぶりに帰ると言う。日本よりもリアルタイムに世界の研究に出会えるミュンヘンが気に入っていてまだ2〜3年は研究するらしい。「伯父さんがこんなに元気だったのには本当に驚きました」と嬉しい言葉を残して帰って行った。

 

◉30年近く前に二神島の浜辺で、寡黙に釣りをしていた少年が医学の学者さんになるなんて‼︎、こんな自慢の甥が現れるなんて全く想像も出来なかったことで長生きはしてみるもである。帰りがけに「伯父さんから昔ハリー彗星(私が28才の1986年頃に出現)の写真を貰ったんですが今でも宝物にしていますよ」と言われた。カメラに凝った時期もあるがそんな記憶はあまりにも遠ざかっていて思い出せなかったが、康治君が帰ったあと家内と二人で胸に熱いものがこみ上げた。

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