9軒中6軒ががん

20140921-病葉

 

◉1ヶ月ほどお向かいさんの奥さんを見かけないなと思っていた。思い切って寡黙な旦那さんに「どうかされましたか?」と聞いたら、大腸がんで8月に手術し、最近PET検査で転移していないか調べている所だと言う。75才くらいだが貧血だとは聞いていたが元気そうだったので、まさか、まさかと驚いた。

 

◉お隣さんの旦那さんは肉屋をやっていたのだが腎臓が悪く透析を3年ほど続けている。足腰も弱って杖がないと歩く事もままならない状態。散歩途中ですれ違う時は励まし合っている。さて本題だがこの跡取りの45才くらいの長男も、なんとあごのがんで7月に手術していたと言うのをたて続けに知った。歯が痛たかったようだが運悪くがんだったと・・・。結婚もしていないのに最悪の悲劇だ。気の弱い奥さんの胸は張り裂けそうだろう。可愛そうで仕方がない。歯の初期治療の時にはレントゲンも撮るので「がんらしいものはないですか?」と聞く事も大事なことだと思う。

 

◉がんになると何故か他人、いや身内にさえも隠したがるようだ。それは私も同じであった。余分な心配をかけたくないとか、弱みを見せたくないとか、なんとなく恥ずかしいとか複雑なな心のありようであった。隠さないで相談し合えば弱った気持ちを共有し有益な生き方も見つかるかも知れないと思うのだが。しかし考えてみると9軒の路地で胃がん・皮膚がん・肺がん・乳がんなど部位がバラバラなのだが、なんと6軒もががんにかかった事になる。恐ろしいことだが隠さない報告でキチン統計取れれば、日本地図で写真のように塗りつぶすと3分の2以上が赤色に染まるのでは・・・。

Category: 体のこと   |  Comment »


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