Archive for 12月 2014


ナベルビン開始

2014年 12月 26日 — 9:25am
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◉昨日は外来化学療法室で抗がん剤ナベルビンの初投与を受けて来た。肺癌ステージ3a(告知時4a)の治療が6年と3ヶ月になり、とうとう6ステージまで来た。このステージまで来れる人は確率的には10%もないだろう。たまたま私の場合は抗がん剤の副作用である骨髄抑制に負けない骨髄だったことがラッキーだったことと、不思議と転移がまだないことだろう。

 

  1)2008.09. タキソテール+カルボプラチン(抗がん剤)+放射線60gly

  2)2010.10. アリムタ+カルボプラチン(抗がん剤)を 6クール

  3)2011.04. ゲムシタビン(抗がん剤)36クール

  4)2014.06. タルセバ(分子標的剤)1クール(副作用が強く即中止)

  5)2014.06. TS-1(分子標的剤)9クール

  6)2014.12 ナベルビン(抗がん剤)1~1クール(2週間続けて3週目休み)

 

◉ナベルビンは早く点滴しないと血管が収縮するのでやたら早くて10分ほどで終わった。副作用も余りないようだ。奏効率30〜40%だが色々の抗がん剤に生き残った強い幹細胞のがんが相手なので多分もっともっと低いだろう。幹細胞のがんを消滅させる新薬か新医療かが実用化されない限り、少しでもがんの増殖を抑えるには今の所ナベルビンに頼るほかなく、なんとか効くことを祈ることしか何も出来ない。

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なんとか80字達成

2014年 12月 20日 — 9:08am
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◉風邪で2週間もひどい血痰出しの咳を見かねた家内が〈漢方薬〉五虎湯(ごことう•痰切りに最強成分、マオウ・キョウニン、カンゾウ、セッコウ、ソウハクヒ)を買って来てくれ、飲み始めて2日もしたらアラ不思議! 随分良くなって血痰が少なくなり呼吸が楽になって来た。2010年頃抗がん剤の副作用で体力が弱った時に、十全大補湯・八味地黄丸・補中益気湯などの漢方薬で随分助けられた。体に合った薬に出会うとアッと言う間に良くなるから体に合う薬との出会いが運不運を決めるようだ。

 

◉小学1年生で習う漢字の【どこにあるかな・80文字】のアイデア案が、年賀状制作やなにやかやでかなり遅れたがなんとか80字達成した。昨年暮れからやり始めて1年もかかってしまったが、難しくて新しいことに挑戦するのは楽しい時間だった。なんとか年内に間に合ってラッキー。

 

◉小学1年生の孫のカノンは1年生の漢字はほとんど修得していて「じーじ、2年生の漢字も早く作ってネ」と頼まれているので早々に【2年生の漢字160文字】に着手しなくては・・・ なんとか頑張ってみるが160字だとこの調子では2年近くかかりそうなので仕上げる自信は今のところ余りない。

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風邪を引いてしまった

2014年 12月 12日 — 12:00pm
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◉すっかり冬になり今年もあとわずかとなってしまった。風邪だけは引いてはならじと十分に気を付けていたのだがとうとう引いてしまった。朝方に咳と共に血痰が毎日1cm大1〜2個出るのだが、昨日は3cm大が10個位い出て余りに多く、がんの憎悪期が着たのかと怖くなった。また痰がからんで出ずらく、出すのに肋骨が痛くなるほど咳をしないと出なかった。そして夜中にからんだ痰で呼吸が出来ず何度も起こされるのでたまらずS医大に行くことにした。

 

◉「何かあったらいつでも来て下さいね」と主治医に言われていて、辛いから病院に行ったのにもかかわらず3時間待ち。病院に着いてSpO2が84から始まり92止まりには私は最悪だと驚いたが、1時間後には95になり主治医はレントゲンも見て変化がないので緊急性が無いと判断したらしい。待合席の周りではゴホンゴホンと咳だらけ。なのに加湿器も置いてない。改善する気もなさそう。今より悪くなりそうで怖いので「痰を切る薬の処方と、12月25日の検診日には抗がん剤ナベルビンを受けられるようにして下さい」のメモだけ渡して帰る事にした。辛くて仕方なく病院に行っているにも関わらずヒドイ目に遭ったもので、案の定その夜は咳・痰がかえってヒドくなり呼吸が出来ずに就寝しても1時間毎に起こされ最悪だった。

 

◉ますます厳しい冬の日がやって来るのだが先が思いやられる。皆様もくれぐれも気をつけられて良いお年をお迎えください。

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TS−1が効かなくなった

2014年 12月 5日 — 3:35pm
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◉昨日は検査日。体調は安定しているがSEAの腫瘍マーカーが上がり続けていて、この現象を見る限りではTS-1は効いていないと判断すべきだろう。「そろそろまだ使用していない抗がん剤ナベルビンに変えてみませんか?」と主治医から提案があった。「入院するようですか?」「外来で大丈夫です」とのことだった。

 

◉周りの人たちは風邪だらけだし、ナベルビンの副作用に感染しやすくなる(発熱、肺炎など) や口内炎、骨髄抑制などインフルエンザ流行の冬場に挑戦するにはリスクが高いので「春先まで伸ばせないでしょうか」と相談。「なるほど、ではもう少し経過をみましょうか」と言う事で分子標的剤TS−1を続けることに。2週間TS−1を朝晩飲み1週間休んで1クールで、9クール目になった。

 

◉油断していてここ1年ほど腫瘍マーカーのグラフを作っていなかった。久々に作ってみたら2008年の3ng/mから33ng/mまでになっており、今年の7月あたりから急激に跳ね上がっているのが良く判る。9クール目の結果次第では春まで待たずにナベルビンの抗がん剤に変えるべきかも知れない。

 

◉周りの人たちは風邪を引いた人ばかりの四面楚歌状態なので私の防戦対策は、   

  1)湿度60%だと大概の細菌は殺せるらしいので水分を含んだフエルトを入りのマスクを   常用して防戦している。   

  2)ネバネバ食品、発酵食品、野菜重視、肉は鶏肉、魚類、乳酸菌などバランス良い食事   をし、コーヒーや生姜湯を飲んだりの生活。   

  3)ラジオ体操をしたり、少しでも良いので散歩でかかとで着地するストロークで歩幅を   なるべく広げて歩く。   

  4)風呂場を温熱治療室と想像する。立ったまま湯をさざ波のようにジャバージャバーと   かき混ぜて足湯5分(冬場なのでシャツを着て風呂に入り、湯船に浸かる時に脱ぐ)、   足首を上下左右に動かしながらの腰湯5分、手足の指揉み、ふくらはぎ揉みなどをして   肩までの入浴5分。

 

とにかく免疫力を高めるようにこんなことを毎日やるようにしている。

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