Category: 周りの人々


四国の甥

2014年 9月 15日 — 8:43am
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◉四国の甥の康治君が講演の合間に9月13日に川越に訪ねて来てくれた。阪大からアルツハイマー研究のためミュンヘン大学へ留学をしていて3年になるらしい。彼の論文を順天堂大学の先生が読んで講演を依頼されての一時帰国だった。四国に住む87才のじっちゃんばっちゃんが少しボケ始めているので間に合いそうかな?と質問したが残念ながら首を横に振っていた。さぞ無念なことだろう。講演は済んでいてこの日の夜7時に飛行機で四国に寄り、その後、奥さんと二人の男の子の待つミュンヘンに2週間ぶりに帰ると言う。日本よりもリアルタイムに世界の研究に出会えるミュンヘンが気に入っていてまだ2〜3年は研究するらしい。「伯父さんがこんなに元気だったのには本当に驚きました」と嬉しい言葉を残して帰って行った。

 

◉30年近く前に二神島の浜辺で、寡黙に釣りをしていた少年が医学の学者さんになるなんて‼︎、こんな自慢の甥が現れるなんて全く想像も出来なかったことで長生きはしてみるもである。帰りがけに「伯父さんから昔ハリー彗星(私が28才の1986年頃に出現)の写真を貰ったんですが今でも宝物にしていますよ」と言われた。カメラに凝った時期もあるがそんな記憶はあまりにも遠ざかっていて思い出せなかったが、康治君が帰ったあと家内と二人で胸に熱いものがこみ上げた。

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風の盆に思う

2014年 9月 1日 — 9:47am
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◉9月1日 は越中おはら節で有名な富山の風の盆だ。このせっ駄は大阪の恩人のMご夫妻が風の盆に行ったお土産だとお贈り頂いたもの。7~8年前だったかお礼の電話をすると「風の盆良かったで〜!中谷君も1度行くといいよ」といつもの元気な声。北陸地方に足しげく通った時もあったがとうとう一度も風の盆には行けていない。何度TVなどで見てもこの踊りは異国の踊りだと思えて仕方が無いのだが・・・。

 

◉M氏は23才から26才まで大阪での修行時代に勤めていたデザイン会社の社長さんで、その会社を辞めて東京に出てすぐに新築の家を買おうとした際、当時は怪しい不動産屋も多く、騙されはしないかと心配してわざわざ川越にまで来て契約に立ち会って下さった方。

 

◉土曜日の怪しい契約書を見て不動産屋に破棄させ、月曜日に捨て印を押していない新しい契約書をチェックしてOKを出してもらった。

 

◉そのMさんは20年ほど前に大腸がんで、ほとんどの大腸を切っている。私の肺がん発覚の時も長い闘病経験からのアドバイスを沢山頂いた。もう80才近いと思うが暮れの挨拶電話は受話器を離すほど大きくて元気な声で励まして頂いている。夏場このせっ駄は気持ちが良くて大活躍。そして9月1日には毎年思い出す今ある私の大恩人である。

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SAKATA油彩展

2014年 8月 4日 — 5:29pm
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◉何年か振りに川越の友人坂田博史氏の個展に行った。東京だと感染症が怖くて行けず不義理をしているが、川越市役所の近くなのでバスで行けるから。仕事仲間だったが家も隣町に住んでいて犬の散歩中に良く出会ったりしていた。先日も自宅近くでバッタリ出会い、個展をやっているのでと案内状を貰った。確かシルクスクリーン印刷所に勤めていたと聞いていたが、油彩をやっていたとは・・・どんな絵を描くのか興味がムクムク湧いた次第。

 

◉デッサンのしっかりした裸婦やコラージュ風のシュールな絵がスカラ座(映画館)の待合所の狭い壁面に3点飾られていた。タイトル「EIEN NO FUFUKUJYU NO TAMENI NO TAMENI」。色々内面の想いを自由に解釈出来そうな絵だったが、厳しい表情で何かを訴えかける坂田氏自身の顔は、いつもの穏やかな坂田氏の表情とのギャップには驚いた。本人に会えていれば真意を聞けたかも知れないが想像する愉しみがなくなるのでこれで良かったかも。

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ハスらしき丸い葉に

2014年 5月 31日 — 11:19am

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◉1ヶ月遅めに蒔いたハスの種がようやくハスらしい丸い葉に育った。結局10個の種から予想外に多い8本の芽が出た。漬物の甕では小さいので大きめの鉢に半分植え替えたのだが、この鉢は絵屋、藤井克彦氏の砥部焼に絵付けした作。かれこれ30年ほど前に銀花コーナーでの個展の折に買い求めたもの。

 

◉当時、彼は季刊雑誌「銀花」によく登場して大活躍していた。東武百貨店の催事・飛騨高山展で東武沿線の駅のB全ポスターや中吊りポスターを手書きで1000枚書いてもらったり、がってん寿司キャラクターを描いてもらったりした。また、ビデオアーチスト長谷川章氏と3人展を金沢でやったり、一番元気な若き日にやんちゃでクリエイティブな日々を謳歌させていただいた。今も元気に活躍しているのだろうか?

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