Nさん幻の絵本が制作再開
昨日に続き、大変嬉しいニュースの一つは、
このブログのアーカイブ5月25日の「五月の雨音に溶けて消ゆ 」で紹介した
Nさんの絵本が中断していたが、ご主人から連絡が入り、
奥付の言葉やドイツ語の翻訳などをいただけ、再開することとなった。
お亡くなりになられた奥様の希望で、ドイツの思い出の地に分骨に行かれたり、
正確な翻訳に手間取っておられたらしい。
お孫さんの顔は多分見られないと覚悟されつつも、
ご自身の作った絵本をプレゼントできる夢が叶うかも知れないと、
最後まで楽しそうに頑張って描いておられた彼女の笑顔を思い出しました。
大切な遺作をいつまでも預かっている訳にもゆかず、そろそろお返ししなければ、
と思っていた矢先のことで、Nさんとの約束が果たせられそうで
胸を撫で下ろした次第です。