まゆ毛が伸びる
今日も平年を下回る今季一番の寒さとか・・・。朝7時は-3℃、この寒さのせいかガラガラした咳や血痰が相変わらず止まらず鼻汁まで出る始末。口を開けて寝るためか朝方鼻やノドの奥が乾燥して痰を出すのが痛くてツライ。寝る時もマスクをして寝ると湿気に守られて多少ラクになる。所で抗がん剤を止めてからまゆ毛がやたら伸びて来た。なんとも情けない愉しみではあるが、どこまで伸びるか観察することが秘やかな愉しみ。
今日も平年を下回る今季一番の寒さとか・・・。朝7時は-3℃、この寒さのせいかガラガラした咳や血痰が相変わらず止まらず鼻汁まで出る始末。口を開けて寝るためか朝方鼻やノドの奥が乾燥して痰を出すのが痛くてツライ。寝る時もマスクをして寝ると湿気に守られて多少ラクになる。所で抗がん剤を止めてからまゆ毛がやたら伸びて来た。なんとも情けない愉しみではあるが、どこまで伸びるか観察することが秘やかな愉しみ。
◉『体調いかがですか?』
○「ブランハメラ肺炎にかかった昨年12月1日から咳と血痰が今だに出て困っています。
血管新生*からの出血でしょうか?」
(※がんが成長するためには多くの栄養が必要となり、そのため安定した栄養を確保するために、信じられないことに自分たちに栄養を送るための血管を勝手に作り出す。この新しい血管を作り出すことを血管新生と言い、出来立てなので切れやすい。)
◉『う~ん、それはなんとも言えませんね』
・・・
聴診器で肺の呼吸音を聴いた後、
◉『喘息のような音がでています。取りあえず気管支が広がって楽になるようにホクナリンテープ2mg(交感神経刺激作用のある気管支拡張剤)を出しましょう』
・・・
○「予後はどんな感じになるでしょうか?」
◉『そろそろ知っておいてもらうために言っておきますが、
コップ半分か1杯の血が出たら病院に来て下さい。
特別に何か出来るわけではなく、安静にして冷やすくらいしか出来ないんですが・・・、
もし出た場合は左の肺に入るのを防ぐため右を下にして寝て下さい。
右肺が万一ダメになっても左肺は残したいですからね』
『アッ、それと扁平上皮がんの場合は血管に食いつくことが時々あります。
それが太い血管だと切れると2~3分で体中の血がバッ~と出てしまうことがあります』
○「エッ! それでは即死ですね!・・う~ん、それもラクでいいかも知れませんが・・・」
◉『(顔をしかめながら)この病院でも時々ありますが、それは悲惨な光景です』
○「風呂場かトイレにしたいですものですね」
・・・
◉『クレアチンの数値が少しづつ下がっていますね。
普通は滅多に下がらないんですが、まだ体力がある証拠です。
もう少し下がるようならジェムザール再開も考えられますよ』
○「ゲムシタビンが再開出来れば増殖を少しは遅らせますね」
・・・
◉『少し早いですが3月4日にCTを撮り、呼吸器機能も調べて決めましょう。
では次回3月6日に・・・』
○「ありがとうございました」
昨夜は節分で3歳の孫と豆まきをした。やはり男の子、やんちゃで元気だ。だが今の所は鬼は怖いらしく、どうしても言うことをきかないと最後は鬼やお化けを出すことになる。節分の日は鬼に豆をぶつけて良い日だと教えられ、大はしゃぎで思いっきり豆をまきもりもり豆を食べていた。一夜明け本日はようやく立春。だが1ヶ月検診で病院に行く予定の明後日6日は雪の予報だ。なるほど極寒はこれからが本番ではあるが立春ときくとようやく春近し。肺炎の後遺症が長引いていてインフルエンザやノロウイルスに怯えながら息を殺して過ごす冬ごもりから早く開放されたいものだ。