第2幕が上がることになった

2010.09.17

 

ファーストラインの治療後、元気に丸2年経ったブログをアップしたばかりだが、とうとう第2幕が上がることになった。5月以降の幾つかの疑いをなんとかスルーして来たが、9月11日の造影剤入りCTで、原発巣近くのリンパ節が腫れているのが確認出来、セカンドラインの抗がん剤(ペメトレキセド)によるメンテナンス治療を始める事になった。抗がん剤の点滴は一時間程度で済むので外来通院でも良さそうだが、人によってはどんな重篤な副作用が出てくるか分からないためにどうしても入院しなくてはならないらしい。ベッドが空き次第に入院することになり、来週後半から1ヶ月ほどブログをお休みする予定。開発が進む薬物の中でもペメトレキセド(アリムタ)は、昨年5月に「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」の効能・効果として追加承認された非扁平上皮癌のキードラッグとして期待されているらしい。しかし原価が高いらしく、効果が続く限り3週間毎に投与し続けなければならないので辛いものがある。2年ぶりにお世話になる病院だが、周りは稲畑だらけで刈り入れ時だろう。我々のような見た目には健常者のような患者は三食の食事だけが楽しみ。上の写真は2年前の味気ない食事だったが、最近は改良されて「有料特別メニュー」が加わったらしい。寿司セットやパスタセット・カレーセットが日替わりで食べられるようになったようで、唯一の楽しみになりそうだ。

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