アリムタ抗がん剤の効果は無かった!

2011.3.16.G.

3月11日のM9.0の大震災・大津波災害・原子力発電所災害などのトリプルパンチの未曾有の国難の最中に、小生の肺がんの話で大変恐縮です。

昨日、半年近いセカンドラインのアリムタ抗がん剤治療の効果判定を聴きに行った所、この大震災での計画停電が始まり、パソコンもダウンしてコンピュータ回線もつながらない混乱の最中での診察室で若い主治医の説明を受けた。

「残念ながらCT結果では原発巣が140%拡大しているため、至急次の治療をしなければなりません。ついては【ゲムシタビン(ジェムザール)の抗がん剤点滴】か【ティーエスワンの飲み薬】のどちらかに早めに決めて下さい」と宣告されてしまった。

アリムタは期待出来る新薬だとの主治医の説明だったので、かなり高いにもかかわらず始めたのだった。半年や1年は落ち着いてくれるものとばかり思っていたので、こんなに早く効きめがなくなるとは寝耳に水。思いもよらない選択を迫まられて頭は真っ白に・・・。腫瘍マーカーの数値も異常に上がっていたので、持参した手製個人用診療記録のグラフに書き込むと、ひと目でここ2年間の推移とは違う尋常でない現象があきらかだったので観念した。そして今度こそ私の肺腺ガンに効くことを祈って【ゲムシタビンの抗がん剤点滴】に決めた。本当は入院して副作用に備えたいと申し出たのだが、入院するには1ヶ月待ちらしくそこまでこの数値では待っていられないだろうからと外来で来週からになりそう。さてこの急激な腫瘍マーカーの上昇は、2度の抗ガン剤より耐性をつけたガンか?、それとも何処かに転移があるのか?、それとも何かの間違いか?いずれにしても【ゲムシタビン】に賭けるしかあるまい。

Category: 体のこと   |  Comment »


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