少し良くなったが・・・

 

昨日、今年4回目のトライでカワセミを撮影できた。仕事仲間の元カメラマランのMさんから魚を捕る時は水面内が良く見える逆光の所と聞き、3回狙っていたポイントが逆光ではなかったので葦の繁るポイントを目指した。途中カワセミを見たことがない怪人Fさんとご一緒になり、「ほら、運がよければあの辺りに止まって魚を食べているので結構長く見られるんですよ」と説明しながら眼鏡橋に目をやると、まさしくその通りに居るではないか! 慌てて葦場に急ぐと、なんとネズミ捕り中の白ヘルメット姿の警察官が隠れていて驚いたが、一人しか入れない所だから「カワセミがいるんです。撮影したいのでそこをどいて下さい。」と強要すると、怪訝そうに職務中ながら譲ってくれた。葦の中で数枚撮ったが近づこうとして物音を出し眼鏡橋の裏側に逃げられ、狭い川原を抜き足差し足しで近づいた所で川上に飛翔された。後を追っかけると運良くいつものポイントに止まっていてくれたので、怪人F氏は私のヘッピリ腰に愛想をつかしたのか、カメラを取り上げうまく近寄って撮影してくれた。(この怪人F氏は、絵本作家としてある文学館の童話部門で最優秀賞を受賞していたり、ホラー小説家としてホラー文庫で文壇レビューもしている若者。しかして新聞社出身のカメラ好き。独特の感性と文体は、将来流行作家になっても不思議はない。と言うのもこの辺りでカワセミが出没すると教えて頂いたT氏が半年かかって数回しか見られず、私が2~3週間かかってやっと見たと言うのに2~3回でカワセミを見られるのだから、余程の強運の持ち主だと思うからだ。)さて結果は、昨年暮れに撮影したものより随分良くなったが、さすがの135mmの望遠レンズでもやはり距離がありすぎ理想には遠いのでもう少し近づく工夫が必要だ。アイデアは閃いているのだが根気がいりそうだ。

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