半年ぶりの抗がん剤

 

◉半年ぶりにゲムシタビンを再開。忘れかけていたなんとも例えようがない気持ち悪さを2回目まで思い知らされた。2日目の夜には交感神経が高ぶるのか目が冴えて余計なことばかり考えてしまう。今回は気管支葉が1つ潰れたため深夜ゼーゼーヒュウーヒュウーと呼吸困難になり、痰を出すために腰が痛くなる激咳が2~3時間毎に襲って来て寝不足に。そして朝にはピタッと便秘。午後当たりから顔が火照って真っ赤になりなんとなくムカッーとしてくる。

3日目の夕方には寒気がしてアッと言う間に37.5℃~38℃の発熱。4日目、5日目まで熱が下がらずだるくなり、寝込んでしまった。

6日目にようやく少し散歩に出られるが、途中の激しい空咳は膝を両腕で支えないと腰に激痛。粘っこい痰を出しながら短めで切り上げる始末。

7日目に便秘が少し改善、食欲は変わらないのに運動不足なのでどうしても体重が増える。

 

◉3回目の点滴前に激咳・発熱をなんとか押える薬はないかと相談し、ロキソプロフェン60mg他2点を処方してもらったら、ア、ラ、ラ、3回目の5日目と言うのに上記の副作用が便秘以外一切無くなり、夜もぐっすり寝られるようになってしまった! 薬がハマればこんなにQOLが改善されるのかと驚くほど。しかもブランハメラ肺炎にかかってから半年近く出ていた血痰まで全く出なくなった。これはがん細胞の活動を抗がん剤が押さえ込んでくれているような感覚(錯覚?)で、抗がん剤をやって初めて嬉しくなった実感ではある。

 

◉フー、24クール3回が終わりこれで1週間は休めるので弱った足腰を元に戻して次回にのぞめる。ただ、腎臓の指標クレアチニンがアッと言う間に悪くなったのでいつまで続けられるかは分らないが、少しづつ進んで行く工事を毎日眺めていられるのが気分転換になって大変ありがたい。

Category: 体のこと   |  Comment »


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