ナベルビン開始
◉昨日は外来化学療法室で抗がん剤ナベルビンの初投与を受けて来た。肺癌ステージ3a(告知時4a)の治療が6年と3ヶ月になり、とうとう6ステージまで来た。このステージまで来れる人は確率的には10%もないだろう。たまたま私の場合は抗がん剤の副作用である骨髄抑制に負けない骨髄だったことがラッキーだったことと、不思議と転移がまだないことだろう。
1)2008.09. タキソテール+カルボプラチン(抗がん剤)+放射線60gly
2)2010.10. アリムタ+カルボプラチン(抗がん剤)を 6クール
3)2011.04. ゲムシタビン(抗がん剤)36クール
4)2014.06. タルセバ(分子標的剤)1クール(副作用が強く即中止)
5)2014.06. TS-1(分子標的剤)9クール
6)2014.12 ナベルビン(抗がん剤)1~1クール(2週間続けて3週目休み)
◉ナベルビンは早く点滴しないと血管が収縮するのでやたら早くて10分ほどで終わった。副作用も余りないようだ。奏効率30〜40%だが色々の抗がん剤に生き残った強い幹細胞のがんが相手なので多分もっともっと低いだろう。幹細胞のがんを消滅させる新薬か新医療かが実用化されない限り、少しでもがんの増殖を抑えるには今の所ナベルビンに頼るほかなく、なんとか効くことを祈ることしか何も出来ない。