風の盆に思う

20140901-kazenobon

 

◉9月1日 は越中おはら節で有名な富山の風の盆だ。このせっ駄は大阪の恩人のMご夫妻が風の盆に行ったお土産だとお贈り頂いたもの。7~8年前だったかお礼の電話をすると「風の盆良かったで〜!中谷君も1度行くといいよ」といつもの元気な声。北陸地方に足しげく通った時もあったがとうとう一度も風の盆には行けていない。何度TVなどで見てもこの踊りは異国の踊りだと思えて仕方が無いのだが・・・。

 

◉M氏は23才から26才まで大阪での修行時代に勤めていたデザイン会社の社長さんで、その会社を辞めて東京に出てすぐに新築の家を買おうとした際、当時は怪しい不動産屋も多く、騙されはしないかと心配してわざわざ川越にまで来て契約に立ち会って下さった方。

 

◉土曜日の怪しい契約書を見て不動産屋に破棄させ、月曜日に捨て印を押していない新しい契約書をチェックしてOKを出してもらった。

 

◉そのMさんは20年ほど前に大腸がんで、ほとんどの大腸を切っている。私の肺がん発覚の時も長い闘病経験からのアドバイスを沢山頂いた。もう80才近いと思うが暮れの挨拶電話は受話器を離すほど大きくて元気な声で励まして頂いている。夏場このせっ駄は気持ちが良くて大活躍。そして9月1日には毎年思い出す今ある私の大恩人である。

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