メリークリスマス
地 球 上 の あ ま ね く 子 ど も た ち に
先週、NHK TV の「ゆうどきネットワーク」で、友人の素顔館の館長カメラマン
能津喜代房氏が紹介され、彼に撮って貰った小生の写真も紹介された。(左の写真)
能津さんとは20代中頃からのお付き合いで、私の結婚式も撮影してくれていて気心は
お互いに知れている。ブログに載せるのは大変気恥ずかしいので、
当の能津君と一緒に紹介させて貰った。
この春、彼からの電話で素顔館なるスタジオを開設したと知らせてくれた折に、
冗談で、元気で髪の毛があるうちに遺影を撮影して貰いに行くよ、と気軽に約束した。
その時の1枚だが、人柄が良く出ているとして、かなりドアップで紹介された。
一応名誉(?)の為に書いておきたいのだが、この撮影の2ヶ月後には完全に禁煙に成功して
いましたし、肺ガン発覚はさらにその2ヶ月後のことで、運よく使用しなくて済んでいるが、
まさか、すぐに使用するかも知れない事態になろうとは思ってもいないことで、
偶然の符号に驚きではありました。
不確定な時代を反映してか、この素顔館は『エチカの鏡』など沢山のメディアに取り上げ
られて、一大ブームの感があるが、さすがにプロで良い写真を撮ってくれる。
しかも信じられないほど安いので、時代を反映して余計に評判を呼んでいるのだろう。
皆さんも元気なうちに能津さんに遺影写真を撮ってもらわれては如何でしょうか?
遺影を用意した後の世の中は、180度変わって見えて来ますよ。
今朝の朝日新聞で月刊誌『ムー』(学研パブリッシング)が、
なんと創刊30周年になることを知らされた。
この『ムー』のロゴは私のデザイン人生での忘れがたい代表的作品であるが、
手がけた当時はパソコンなどは無く、ボカシ部分は版下屋さんのコンプレッサー吹きつけの
プロに依頼した。今ならパソコンで数秒で出来上がってしまうが、30年前には想像だに
しなかった進化ではある。技術の進歩とは別に、この雑誌自体が30年も続くなんて
正直なところ誰も想像しなかった事だろうし、その事自体が不思議で記事になったのだろう。
ロゴがシンプル極まりないので、目まぐるしい時代の変化にも飽きられることなく、
読者に受け入れられていることが嬉しい。
先日、京の友人から中学時代の同窓生の忘年会があり、その記念写真を送って頂いた。
50年目の再会とあって9人中3人しか名前が出てこない。
友人にお礼の電話をして、一人一人の名前を懐かしく聞きながら、
あまりの変わりように信じられず愕然とした。
昨年もこの「中家」で忘年会を利用して頂いており、ありがたくて思わず涙が出た。
というのも、この中家の店主(写真の中央に半袖Tシャツの若者)は、
早逝した兄の子で甥にあたるが、昨年秋に開店したばかり。
店のロゴとかイラストや名刺などのデザインを手伝った関係もあり、
京都市内から少し離れた場所なので繁盛するかどうか心配でたまらず、
京の友人達に「宜しく頼む」と声をかけていたのだが、
忘れずにいてくれたことが嬉しいかぎり。
感謝多拝。アリガトー
ただこんな時代で、いつまで持つか不安ではありますのでこのブログ見られた人、
是非一度足を運んでやって下さい。
京野菜をタップリ美味しく味わえるとのことです。